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公開
作成日:2021/11/9
更新日:2022/3/4

【個人情報保護法】どういうものかをざっくり知る

・個人情報保護法とは、個人情報を取り扱う民間事業者の遵守すべき義務等を定める法律をいう。

更新状況


・2003年に成立した法律ですが、2017年に改正法が施行されている。
・さらに、2020年にも改正され、2022年4月1日から施行される。

背景


近年、ITの進化によって、ビッグデータの収集・分析が可能となっている。
消費者にとっては、適切に情報を扱い保護してもらわないと困る。

法令の対象


・個人情報データベース等を事業の用に供する者はすべて「個人情報取扱事業者」に該当する。


利用目的の特定(法15条)


個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たっては、その利用目的をできる限り特定しなければならない。
したがって、利用目的が抽象的な場合は、個人情報保護法違反となる。

目的外での利用禁止(法16条)


個人情報取扱事業者は、利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱う場合、あらかじめ本人の同意を得なければならない。

刑事罰


個人情報保護法の義務に違反し、この件に関する個人情報保護委員会の改善命令にも違反した場合、違反した個人には「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」の刑事罰が課せられる。
さらに、違反した法人に対しては「1億円以下の罰金」の刑事罰が科される。


参考


https://www.komon-lawyer.jp/support/compliance/personal1/personal/


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